KINOKUNIYAランキング インドネシア紀伊國屋書店提供(2021年 4 / 5 月)

  • Alexander Hamilton(アレクサンダー・ハミルトン)

    著者:Ron Chernow

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     アメリカ建国の父の一人、アレクサンダー・ハミルトンの波乱に満ちた生涯をダイナミックに綴る伝記。ハミルトンはカリブ海の西インド諸島で非嫡出子として生まれ、アメリカへ渡り、独立戦争で活躍しワシントンの副官となって世に出た。アメリカ建国の怒涛の中、憲法の制定、常設軍・連邦銀行の設立に尽力し、ワシントン初代大統領の下で、初代財務長官として、金融制度の確立、税制の整備、産業振興を推し進める。
     その先進的な思想は同時代人には理解を得られなかったが、振り返ってみれば、彼こそ米国資本主義の基礎を築いた天才政治家であった。著者は、ハミルトンの先見性や功績を再評価するとともに、人間としてのハミルトンを生き生きと描き、今まで語られなかったハミルトン像を浮き彫りにした。

     

    <インドネシア紀伊國屋書店>

    Alexander Hamilton | Kinokuniya Bookstore

  • KRKATOA (クラカトアの大噴火)

    著者: Simon Winchester

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     インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間に浮かぶ火山島、クラカトア。1883年には伝説的な大噴火によって大津波を引き起こし、4万人近くが死亡した。その爆音はインドやオーストラリアまで響いたほか、津波はフランス沿岸にも届き、アフリカ東海岸ザンジバルにまで流れ着いた遺体もあったという。
    こうした直接的な被害に加え、この大噴火が政治・経済・科学の大転機を世界にもたらす契機ともなったことも忘れてはならない。なかでも、ジャワ島では、この噴火が景気となり、世界初のイスラム原理主義者による反植民地武装蜂起が起きることになったことは注目に値する。本書は、大噴火の実情をリアルに再現するだけでなく、政治や経済、科学、芸術など、広範な領域における影響を、人々の物語に焦点を当てながら描いている。

     

    <インドネシア紀伊國屋書店>

    KRAKATOA | Kinokuniya Bookstore

     

  • Deng Xiaoping and the Transformation of China(現代中国の父、鄧小平)

    著者:Ezra F. Vogel

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     東アジア研究の世界的権威である著者が、中国の最も大胆な戦略家、鄧小平の生涯を振り返る。かつて毛沢東に「綿玉に包まれた針」と称された鄧小平氏は、20世紀末中国の大変革を実利的かつ統制されたやり方で推進した。50年間にわたって何度もの粛清、批判、追放を乗り越え、ついに最高主導者の地位に上り詰めたが、その後は、かつて毛沢東指導下で自ら参加して構築した経済システムを躊躇なく壊してしまう。文化大革命の打撃を回復し、毛沢東の個人崇拝を廃止したほか、経済社会開放へと大胆に政策を転換し、中国の驚異的な経済発展を実現した。

     さらに、近代化と技術革新を信奉していた鄧氏は、西側との貿易を開放することによって、何億人もの中国人民を貧困から解放することに成功したが、1989年に起きた天安門事件では、その権威主義的な一面をも露わにしたと本書は指摘している。

     

    <インドネシア紀伊國屋書店>

    Deng Xiaoping and the Transformation of China | Kinokuniya Bookstore

     

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