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KINOKUNIYAランキング マレーシア紀伊國屋書店提供(Middle Eastern History分野 2024年 3月期)
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How Countries Go Broke: The Big Cycle(国家はどのように破綻するか:ビッグ・サイクル)
著者:レイ・ダリオ著
価格: (オンライン価格)
本書は、2008年の世界金融危機などを予測した著名な投資家である著者が、「国家の破綻は歴史から読み取れる必然の過程」だとして、国家が過剰債務によって破綻するメカニズムを歴史のパターンと現代のデータから読み解く。債務が制御不能になり、通貨価値の暴落や社会不安が起きた時、政府や中央銀行、投資家、そして個人はどう動くべきなのか。著者は、現在、債務超過が進む米国がはらんでいる危険を指摘。日本の「失われた30年」についても鋭く分析したうえで、破綻を防ぐ解決策を提示する。
「債務のビッグ・サイクル」という経済のメカニズムをはじめ、政治、自然災害、地政学、テクノロジーなどさまざまな要因で起こる世界秩序の変化、すなわち「包括的ビッグ・サイクル」を解き明かす本書は、まさに未来を生きるうえで羅針盤ともなり得る一冊だ。 -

The Concise 48 Laws of Power(権力の48の法則:コンサイス版)
著者:ロバート・グリーン著
価格: (オンライン価格)
複雑化する社会のなかで、我々はどのように権力を獲得し、行使していくべきか。誰もが抱くこの問いについて、著者は政治、戦争、ビジネスにおける歴史的な事例を基に徹底的に考察し、導き出した力学と戦略のエッセンスを48の法則にまとめた。例えば、自分の真意を包み隠して支援を引き出す方法や、最適なタイミングのとらえ方など、いずれも個人が「パワー・ゲーム」を有利に進め、自分の権力を高めるうえで役立つ、実践的な思考や戦術だ。各法則には、そのやり方で成功した歴史上の人物のエピソードや、法則を適用できずに失敗した事例などが添えられており、興味深い。
本書はその刺激的な内容から、マキャベリ主義的だと一部で物議を醸してきた。この極度に冷徹でプラグマティックな戦略をどう実践するかは、一人一人が自身の倫理観や状況に応じて考えなければならない。 -

Why Nations Fail: FROM THE WINNERS OF THE NOBEL PRIZE IN ECONOMICS: The Origins of Power, Prosperity and Poverty(国家はなぜ衰退するのか:権力、繁栄、貧困の根源)
著者:ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン共著
価格: (オンライン価格)
世界にはなぜ繁栄している国と貧困にあえぐ国があるのか――。本書は、地理的な要因や文化、あるいは無知が経済格差の根本的な原因だという従来の説に異議を唱え、制度、特に政治的な制度と経済的な制度の「質」こそが、国家の成功と失敗を決定付けると主張する。 つまり、制度には、個人に力を与えてイノベーションを促す「包摂的(inclusive)な制度」と、富と権力を少数の手に集中させる「収奪的(extractive)な制度」という二つの対照的な類型があり、繁栄のカギは「包摂的な制度」を確立できるか否かにあるというのだ。
そのうえで本書は、包摂的な制度がどのように繁栄への好循環を生み出し、収奪的な制度がいかに国家を破滅に向かわせるのかについて、韓国と北朝鮮をはじめ、さまざまな事例を挙げて説明する。
これは、国家に限らず、自治体や会社などあらゆるレベルの組織で適用する考え方であり、公平で包摂的、かつ、豊かな未来を築く新しいビジョンを提供しているといえよう。

