「クラクションで、抗議の意思を表そう」
- 2021/3/23
【編集部注】
デモ隊への弾圧が強まるヤンゴンで、人々はデモに代えてさまざま形で抗議の意思を表そうとしています。ここでは、クラクションに込められた思いを伝えるacebook投稿を紹介します。
~ 以下、Facebook投稿より ~
2月22日に呼びかけられた大規模デモから1ヶ月。インセイン通りはデモ隊の作ったバリケードが強制的に撤去され、自動車が通るようになりました。それだけを見ると普段通りになったのかと錯覚を起こしますが、通り沿いの多くの店は扉を閉じたままです。人通りも少なく、この状況ではやっていけないと、店を閉める人、引っ越す人が増えています。
今では多くの人が集まるデモは危険が伴うことからできませんが、色々なアイデアを出しながら、抗議のメッセージを叫び続けています。
今日は予め「一斉にクラクションを鳴らして抗議の意思を表そう」と呼びかけられていました。クラクションを鳴らす行為も、国軍・警察の取り締まりの対象です。最初はみんな恐る恐る鳴らしているようでしたが、段々と音に同調するように増えていきました。交差点では、信号が赤の時は狙われるので、青になった瞬間、三本指を立て、思いっきりクラクションを鳴らしながら突っ走っていく光景が見られました。
引用元リンク:https://fb.watch/4r7Q2nGM6b/