Newsletter vol.6(2019年9月配信)より

  • 2022/4/26

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 こんにちは。
 「ドットワールド Newsletter」へご登録いただき、心からお礼申し上げます。
 「ドットワールド」は、記事、写真、動画を通じ、現地から見た「世界の姿」を伝えるニュースサイトです。
  今回の新着記事は以下の通りです:

◆「社会を読み解く」の新着記事(2019年9月17日~9月30日)はこちら:

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肌の漂白剤で蝕まれる健康と美(下) (グラスルーツウォーカーズ社 長谷川将士氏執筆)
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 ケニアを始め、アフリカ各国で使用が広がっている肌の漂白剤。
 健康への被害が指摘されているものの、利用者が減らないこの美白ブームの背景を読み解く2話連載の2話目は、りスクをおかしても「色白」を求める人々の心理と社会の風潮について、ケニア在住の著者が体当たりで分析しています。
 https://dotworld.press/kenya_bleaching_agent-2/

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自分たちの言葉を守る戦い(ヤンゴン編集プロダクション 北角裕樹氏執筆)
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 2015年に創刊したカチン語のニュース雑誌カチンタイムズで唯一の専従記者として発信を続けるゾーリンプラさん。
 さまざまな危険に直面しつつ、ヤンゴンのマスコミにはほとんど取り上げられない重厚なニュースを伝え、カチン語の文筆活動を守ろうとする彼の志と、ミャンマーのジャーナリズムの現状について、ミャンマー在住の記者が熱く描きます。 
  https://dotworld.press/myanmar_kachin_times/
  

◆「世界写真館」の新着写真(2019年9月17日~9月30日)はこちら:

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朝の駅内市場(ミャンマー) (トラベルライター 白川淳氏)
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「駅を降りれば、そこは朝市。道路が未整備なので、住民たちの足は列車と牛車です。買い物が終われば、再び列車に揺られて家路へと。ミャンマー中部、ローカル線の日常風景です」
  https://dotworld.press/top_news/myanmar_local_train/

◆「現地の論調」の新着記事(2019年9月17日~9月30日)はこちら:

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香港の人々に学べ(フィリピン・Philippine Daily Inquirer紙 2019年9月7日付社説)
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 フィリピン・デイリーインクワイアラー紙が9月7日、香港で続く市民の抗議デモについて社説で取り上げました。
 同紙は、香港で起きていることを、フィリピンがかつて経験したマルコス独裁政権時代下の「ピープルパワー革命」と重ね合わせて論じ、「決意と勇気をもって巨大な力に立ち向かう彼らに学ぶべき」だと主張しています。
 https://dotworld.press/philippines_peoples_power/

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カンボジアとマレーシア、6つの共通点(カンボジア・Khmer Times紙 2019年9月3日付社説)
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 マレーシア・マハティール首相が9月はじめ、カンボジアを公式訪問しました。
 94歳になるマハティール首相と、いまや東南アジア「最長不倒」指導者となったカンボジアのフン・セン首相が並ぶ姿は、急速な経済成長と社会変化を遂げる東南アジアで、よくも悪くも「変わらぬもの」を私たちに見せつけたと言えます。
 カンボジアのクメールタイムズ紙は社説でこの訪問を取り上げ、両者の共通点を6つ挙げています。
 https://dotworld.press/cambodia_malaysia/

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「黄金のガチョウを殺すな」(タイ・Bangkok Post紙 2019年9月20日付社説)
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 広い国土と豊かな自然、数々の歴史的名所を誇り、東南アジアでも屈指の人気観光スポットである「微笑みの国」タイ。
 しかし、そんなタイで近年、観光業が伸び悩んでいます。
 バンコク・ポスト紙は、観光資源を黄金のガチョウにたとえ、生かしきれていないタイの観光政策を批判しています。
  https://dotworld.press/thailand_tourism/

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若すぎる結婚の終焉(インドネシア・Jakarta Post紙 2019年9月17日付社説)
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 インドネシアでは、現在、女性16歳、男性19歳と定められている結婚の法定年齢を19歳まで引き上げる法改正が議論されています。
 ジャカルタ・ポスト紙は社説でこの動きを歓迎し、若すぎる結婚の弊害を訴えています。
 https://dotworld.press/indonesia_marriage/
 
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「若者気候変動ストライキ」、150カ国で開催(スリランカ・Daily News紙 2019年9月26日付社説)
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 ニューヨークで9月23日、国連気候行動サミットが開かれ、温暖化対策を求める運動を始めた16歳のスウェーデン人グレタ・トゥンベリさんの怒りの演説が注目されました。
 これに先立ち、9月20日には世界各地で大規模な若者による抗議行動も行われました。
 スリランカの英字紙デイリーニューズは、9月21日の社説でこうした若者たちの動きを伝え、スリランカの若者たちにも環境教育をすべきと呼びかけています。
  https://dotworld.press/sri_lanka_climate_change/

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煙害に有効な国際法を(マレーシア・The Star紙 2019年9月17日付社説)
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 インドネシア・スマトラ島とボルネオ島で発生した森林火災を原因とする煙害が、東南アジア諸国に被害を広げています。
 マレーシアの英字紙「ザ・スター」は、9月22日付の社説でこの問題を採り上げました。
https://dotworld.press/malaysia_haze/

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「主婦の自殺」が映し出すもの(バングラデシュ・Daily Star紙 2019年9月29日付社説)
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 バングラデシュで、女性、特に主婦層の高い自殺率が問題となっています。
 その現象と社会背景について地元英字紙「デイリースター」が分析し、バングラデシュ政府に迅速な対応を求めています。
 https://dotworld.press/bangladesh_high_suicide_rate/

◇「KINOKUNIYAランキング」の新着記事(2019年9月期)はこちら:

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タイ紀伊國屋書店(Economics) 2019年9月
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 Economics分野の9月売上ベスト3を紹介しています。
 ・Factfulness 「ファクトフルネス」
 ・AI Superpowers「中国・シリコンバレーと世界の新秩序」
 ・Quantum Economics 「量子経済学:通貨の新科学」

╋■┛「世界ひと模様~ドットワールド動画コンテスト」作品募集中!!!╋■┛

 現在、第1回コンテストの応募作品を募集中です。
 第1回のテーマは、「笑顔」。
 開発途上国の暮らしの中で笑顔が生まれる瞬間を描くショートムービーを募っています。
 〆切は、2週間後の2019年10月18日(金)です。
 「ドットワールド」のサイトで詳細をご覧の上、ぜひ奮ってご応募ください!!!
 https://dotworld.press/moviecontest-2/

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