カテゴリー:中国
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先鋭化する中国とフィリピンの対立 日米はどう対応するのか
中国とフィリピンの対立がにわかに先鋭化し、国際社会の関心を集めている。事態は、実質的に中国の第二海軍とみなされてきた「中国海警局」(以下、海警局)の船舶とフィ… -
頼清徳・台湾新総統が就任一カ月で直面する苦悩
台湾の頼清徳政権が正式にスタートして一カ月あまり。非党派・非営利団体・財団法人・シンクタンクである台湾民意基金会(本部・台北市)が6月18日に発表… -
ソロモン諸島の総選挙から南太平洋の安全保障枠組みを占う
南太平洋島嶼国のソロモン諸島で4月17日、総選挙が行われ、国会議員50人と、9つの州および首都区域の議会議員が選出された。この選挙戦は国際社会からも注目を集め… -
新彊ウイグル自治区の開発を加速させる中国の真の狙いは
中国で、中央政府の管理監督を受ける中央企業に対して「新疆大開発」とも言うべき大規模な投資の指示が出されている。3月11日には北京で新疆産業支援就業工作会議が開… -
キリバスと中国の警察協力受け入れを発表
中国の警察が、世界に進出している。なかでも、南太平洋に浮かぶ島嶼国への進出の勢いが加速している。このほど中国から警務協力を受け入れることを明らかにしたのは、キ… -
台湾総統選挙から始まる新しい国際社会の枠組み
2024年1月13日に行われた台湾総統選では、与党民進党の頼清徳候補(現副総統)が得票率40%で当選した。台北市内の民進党選挙総本部前でその瞬間を迎えた筆者は… -
紅海危機で中国の一帯一路戦略はどう転ぶのか
世界が新たな危機に見舞われている。2023年12月半ばに顕在化した紅海危機だ。ハマスとイスラエルの戦争に呼応し、イエメンの反政府武装組織フーシ派が、紅海を航行… -
ミャンマー北部で展開された「1027オペレーション」の裏側を読む
突然、電話がかかってきたかと思えば、中国語で「こちらは中国大使館です。あなたの口座が違法資金洗浄に関わっているので凍結することになりました。…身に覚えのない場… -
台湾から中国に外交スイッチしたソロモン諸島のいま
南太平洋上のソロモン諸島では、ソガバレ政権が進める数々の親中的な政策によって中国の属国化が懸念されている。中国に批判的な立場を貫き、中国企業からの賄賂も拒否し… -
インドネシア高速鉄道の開業と変わる中国の鉄道輸出環境
インドネシアのジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道(ハリム―テガルアール間142.3km)が、10月2日に開業しました。高速鉄道の名称は「Whoosh(ウーシュ…