「ニャダベイッ(夜の抗議)」
2021年3月13日(土)19:00 レーダン通り
- 2021/3/23
【編集部注】
弾圧の余りの厳しさから、市民たちは夜間外出令の中、亡くなった仲間のためにろうそくを灯して追悼したり、抗議の声を挙げたりするようになりました。ここでは、その様子を伝える動画をご紹介します。
~ 以下、Facebook投稿より ~
デモをする場所が限られてきている中、3月12日(金)から特に「ニャダベイッ(夜の抗議)」が各地に呼びかけられています。
2月、レーダン通りでは連日、大規模なデモが行われていましたが、最近は危険を伴うようになったため、あまり行われていませんでした。そこで「レーダンを取り返せ」と、多くの人が通りに出てきて、シュプレヒコール、歌。そして、犠牲となってしまった英雄への黙祷が捧げられていました。
デモ隊の前に設置されたスクリーンには、アウンサンスーチー国家最高顧問の言葉が映し出され、また、1988年、民主化要求運動のリーダー、ミンコーナイン氏の声明もありました。
集会が行われている間も、安心はできません。男性のグループが手を取り合い、いつやってくるか分からない国軍・警察から市民を守る体制を整えていました。
国軍・警察に跡形なく取り除かれていた、レーダン通りで亡くなった2人の若者の最期の場所には、再び蝋燭や花が置かれていました。
別の場所では、蝋燭を立て、抗議のメッセージを並べているグループも。亡くなった英雄に黙祷を捧げていました。
また、夜中、国軍・警察がやってきて剥がすであろうたくさんのメッセージの紙を、壁に貼っている人もいました。ミャンマー語で書かれた数々のメッセージは、国軍・警察に読んでもらうためのものなのだそうです。
引用元URL:https://fb.watch/4oDbZ87b1G/