「2021年4月16日(金)ダジャンモー、国家統一政府樹立を歓迎」

  • 2021/4/17

【編集部注:】

ミャンマーの民主派の連邦議会代表委員会(CRPH)は、同国の暦で大晦日にあたる4月16日、「国家統一政府」の樹立を宣言し、閣僚名簿を発表しました。例年とは打って変わって静まり返ったまま水祭りの日を終え、夜の闇に包まれたヤンゴンの街で「国民統一政府」を歓迎する拍手が沸き起こった様子を伝えるFacebook投稿をご紹介しました。

 

~ 以下、Facebook投稿より ~

 今日はダジャン(水祭り)の最終日。再び「サイレントストライキ」が呼びかけられ、街はとても静かでした。
 4月初め、ベンガル湾の低気圧の関係でヤンゴンに雨を降らし、それに反応してバダウッの花が一部咲いてしまいましたが、これはいつもより随分早いものでした。その時に降った雨を人々は 「ミャンマー人の涙」とも表現しましたが、昨日午後2時頃、空が曇り始め、小さな雷が鳴り、ついには雨が降ってきました。先日のような強い雨ではなく、静かに街を濡らしました。これがいわゆるダジャンモー(ダジャンの雨)と言えるでしょう。とても暑い夏にこの雨が降り、バダウッの花が咲きます。その後、1カ月ちょっと再び暑い日が続き、5月末ぐらいに雨季が始まります。先日、まだ蕾だった残りのバダウッが花開くかもしれません。
 雨が降り始めた少し後にCRPH(連邦議会代表委員会)より国家統一政府の樹立が発表されました。新しいミャンマーの幕開けです。もちろんこれで問題が解決したわけではありませんが、人々は喜び、夜19:30、街は一斉に拍手をしました。
 明日17日は元日。名実ともに新しい年が始まります。

 

引用元リンク:https://fb.watch/4WrpmqQJuf/

関連記事

ランキング

  1.  近年、太平洋島嶼国を舞台に顕在化しつつある先進国と途上国の対立点が3つある。第一に、早ければ8月2…
  2.  2021年2月1日にクーデターが起きた直後のミャンマーの人々を描いた映画『ミャンマー・ダイアリーズ…
  3.  多民族国家ミャンマーでは、その長い歴史の中で独特の音楽文化が育まれ、オリジナリティ溢れるさまざまな…

ピックアップ記事

  1.  近年、太平洋島嶼国を舞台に顕在化しつつある先進国と途上国の対立点が3つある。第一に、早ければ8月2…
  2.  2021年2月1日にクーデターが起きた直後のミャンマーの人々を描いた映画『ミャンマー・ダイアリーズ…
  3.  多民族国家ミャンマーでは、その長い歴史の中で独特の音楽文化が育まれ、オリジナリティ溢れるさまざまな…
ページ上部へ戻る