カテゴリー:駒林歩美
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ドイツの総選挙で極右政党が第二党に浮上
2月23日に行われたドイツの連邦議会選挙によって、極右政党である「ドイツのための選択肢(AfD)」が前回選挙から得票率を倍に伸ばし、第二党になった。3月25日… -
ドイツから見えた慰安婦問題と、困窮した日本の女性を守る施設
ベルリンで再び話題となった慰安婦像 日本軍の慰安婦問題が日韓の政治問題となり、解決が困難になって久しい。問題は、筆者の住むドイツにも波及している。2011年… -
政治の混乱と経済危機で強まるドイツの右傾化
12月16日にオラフ・ショルツ首相の信任投票が否決された。それを受け、2025年2月23日に解散総選挙がなされる。もともと任期満了に伴う総選挙が9月に予定され… -
「命の危険にさらされ続けてもミャンマーの真実を伝え続ける」
かつて恵比寿の東京写真美術館で、毎年開催されていた「世界報道写真展」。その拠点となるオランダ・アムステルダムで、5月下旬に受賞写真家が登壇するイベントが開催さ… -
「リスク」と「使命感」の間で揺れ動くフォトジャーナリストたち
かつて恵比寿の東京写真美術館で、毎年開催されていた「世界報道写真展」。その2024年の受賞作品が4月に発表され、拠点となるオランダ・アムステルダムで5月下旬に… -
ガザ危機で悪化する人権国家ドイツのレイシズム
2023年10月にパレスチナの軍事組織ハマスがイスラエルに大規模攻撃を仕掛けて以来、イスラエル軍によるガザへの激しい報復攻撃が続き、国際社会から批判の声が高ま… -
イスラエルを絶対支持するドイツで制限される「言論の自由」
パレスチナの軍事組織ハマスが10月7日にイスラエルに対して大規模攻撃を仕掛けて以降、イスラエル軍によるガザへの激しい攻撃が続いている。そんななか、ホロコースト… -
過激化するドイツの環境活動家たち
気候変動による被害が世界で深刻化している。しかもドイツでは、ウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機によって二酸化炭素排出量が増加してしまった。こうした状況に環境活… -
エネルギー危機と気候変動によって変わるドイツの産業地図
16の州から成る連邦制をとるドイツには地域ごとに独自の歴史と文化があり、異なる行政体の下でそれぞれ発展を遂げてきた。しかし、昨今のエネルギー危機と気候変動によ… -
「環境大国」ドイツの鉄道の課題と国民の不安
ロシアによるウクライナ侵攻以降、世界の食糧や燃料価格が高騰している。戦争前までロシアのガスに依存していたドイツでもその影響は大きく、急速なインフレが進行してい…