「それでも春は来る」
「ビルマの春革命」
- 2021/4/7
【編集部注:】
新しい民主主義国家を建設するための「ビルマの春革命」が続く中、今年もパダウの花が咲きました。一斉に咲き、数日で散ってしまう儚い花を、ミャンマーの人々は髪に飾ったり、乗り物に飾ったりして、束の間楽しみます。ここでは、黄色い花にこの国の真の「春」の到来をを願うFacebook投稿をご紹介します。
~ 以下、Facebook投稿より ~
昨日、ミャンマーの象徴でもあるパダウの黄色い花が咲いた。この時期に通り雨のようにサーッと降る雨の後、花を開くのだ。今年は異例なことにここ3日ほど雨が続き、この間に開花した。
市場では店先に花を飾り、サイカー(三輪タクシー)も、ハンドルに一房挿す。日本の桜に例えられる通り、一斉に咲き数日で散ってしまう儚い花だ。
いつしか、クーデターに反対するデモは「ビルマの春革命」と呼ばれるようになった。ただ反対しているだけではない、2度と悲劇を起こす事がない新しい民主主義国家を建設する革命なのだと。
すでにたくさんの若者が、この運動の最中に散っている。命懸けで抗議する若者たち、どうか生き残って、新しい春を毎年作っていってほしい。
(動画はパダウの木と花・解説付、パダウを指したサイカーで街を走る)
引用元URL:https://www.facebook.com/yuki.kitazumi.92/posts/4202485469833311