Newsletter vol. 4(2019年9月配信)より

  • 2022/4/26

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 こんにちは。
「ドットワールド Neweletter」へご登録いただき、心からお礼申し上げます。
「ドットワールド」は、記事、写真、動画を通じ、現地から見た「世界の姿」を伝えるニュースサイトです。
 今回の新着記事は以下の通りです:

◇「社会を読み解く」の新着記事(2019年8月19日~8月31日)はこちら:

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肌の漂白剤で蝕まれる健康と美(上)(グラスルーツウォーカーズ社 長谷川将士氏執筆)
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 アフリカ各国で漂白剤を使った美白ブームが広まっています。
 健康への悪影響がメディアなどで報じられ、輸入や使用を禁じる動きもありますが、利用者数は一向に減りません。
 人々はなぜ、リスクをおかしてまで色白を求めるのか、その背景について2回にわたり分析する記事の第1話目です。
  https://dotworld.press/kenya_bleaching_agent-1

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◆タイ最大のスラムの立ち退き問題(シャンティ国際ボランティア会アジア地域ディレクター 八木沢克昌氏執筆)
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 タイの首都バンコクの中心部の近くに広がる国内最大規模のクロントイ・スラム。ここに住む人々はいま、一帯の再開発計画に伴い立ち退きを迫られています。
 スラムの暮らしや、立ち退き問題の背景、人々の今後について、自身も29年にわたりクロントイ・スラムに住み、働いている筆者が現地目線で読み解きます。
  https://dotworld.press/thailand_resettlement/

◇「現地の論調」の新着記事(2019年8月19日~8月31日)はこちら:

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未来を決めるために必要な「我慢」(インドネシア・Jakarta Post紙 2019年8月10日付オピニオン)
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 インドネシアの首都ジャカルタで交通渋滞と大気汚染が深刻化していることを受け、アニエス・バスウェダン知事はこのほど、ジャカルタ市内の交通規制の拡大を決めました。
 地元のJakarta Post紙はオピニオン記事でこの問題を取り上げ、知事の決定に反発する市民に対して環境保全のために協力するよう呼び掛けています。
  https://dotworld.press/indonesia_traffic_regulation/

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急がれる麻薬対策(ミャンマー・Global New Light of Myanmar紙 2019年8月11日付社説)
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 ミャンマーではかつて、タイ、ラオスと国境を接する「黄金の三角地帯」で麻薬の原料となるケシ栽培が盛んでしたが、政府やNGO、国連などが他の換金作物の栽培を推進し、ケシ栽培は減少したと言われています。
 しかし近年、この辺りがケシに代わって合成麻薬の製造拠点となりつつあることを受け、Global New Light of Myanmarは少数民族の和平を見据えたミャンマー独自の麻薬対策を展開する必要があると社説で述べています。
  https://dotworld.press/myanmar_drug/

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フィリピン版NASAが誕生(フィリピン・Philippine Daily Inquirer紙 2019年8月18日付社説)
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 フィリピンのドゥテルテ大統領は8月初め、「宇宙法」に署名しました。
 フィリピン宇宙庁(PhilSA)の設立を通じて、フィリピン国内の宇宙開発技術を向上する目的です。
 地元のPhilippine Daily Inquirer紙は社説でこの話題を取り上げ、宇宙開発技術が進化すれば、自然災害が発生した時に被災状況を素早く把握でき、救助や復興がスムーズになるなど社会にも役立つと期待を寄せています。
  https://dotworld.press/philippines_space_development/

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ロヒンギャ問題で深まる溝(バングラデシュ・The Daily Star紙 2019年8月26日付社説)
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 ミャンマー・ラカイン州などに住む少数派イスラム教徒ロヒンギャが2017年8月にミャンマー国軍から大弾圧を受けてから、25日で2年を迎えました。
 これを受けてバングラデシュのコックスバザール・クトゥパロンで開かれた集会には20万人のロヒンギャたちが参加しました。
 地元のThe Daily Star紙は一般記事と社説でこの話題を取り上げ、ロヒンギャの犯罪者集団のために難民と地元住民の間であつれきが高まっていることを指摘。
 難民キャンプと周辺の秩序を維持すべきだと政府に求めています。
   https://dotworld.press/bangladesh_rohingya/

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映画検閲は時代遅れ(ミャンマー・The Voice Weekly Journal紙 2019年8月6日付特集面)
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 8月にミャンマー全土で封切されたホラー映画「ストレンジャーズハウス」のトゥーパイゾーウー監督は、自主的に年齢制限を設けることで、軍事政権時代から続く映画の事前検閲制度に問題提起しました。
 ビルマ語メディアのThe Voice Weekly Journalはこの問題を特集し、他のアジアの国々のように、映画の検閲を廃止し自主的な年齢制限を行うレーティングシステムに移行してすべきだと主張しています。
  https://dotworld.press/myanmar_sensorship/

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インドネシア首都移転(インドネシア・Jakarta Post紙 2019年8月24日付社説)
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 インドネシアのジョコ大統領が8月26日、首都を移転すると発表しました。
 現在の首都ジャカルタには、インドネシアだけでなく、ASEANの首都でもあります。
 地元Jakarta Post紙は社説でこの話題を取り上げ、国連機関のように「機能分担」してはどうかと提案しています。
  https://dotworld.press/indonesia_capital_relocation/

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電子タバコ規制の行方(タイ・Bangkok Post紙 2019年8月23日付社説)
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 タイでは、電子タバコが法的に規制され、持ち込むことすら違法とされています。
 地元Bangkok Post紙は社説でこの話題を取り上げ、一般のタバコを禁止していないのに電子タバコだけ禁止するのは根拠がなく、検証は不十分だと政府を批判しています。
  https://dotworld.press/thailand_electric_cigarette/

◇「KINOKUNIYAランキング」の新着記事(2019年8月期)はこちら:

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シンガポール紀伊國屋書店(Business & Economics)2019年8月
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 Business & Economics分野の8月売上ベスト3を紹介しています。
 ・Shoe Dog 「靴にすべてを」
 ・The Intelligent Investor「賢明なる投資家」
 ・Seven Habits of Highly Effective People「七つの習慣」

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