ミャンマーで国軍が与党・国民民主同盟(NLD)を率いるアウンサンスーチー氏らを拘束し、「軍が国家の全権を掌握した」と宣言してから3年以上が経過しました。この間、クーデターの動きを予測できなかった反省から、30年にわたり撮りためてきた約17万枚の写真と向き合い、「見えていなかったもの」や外国人取材者としての役割を自問し続けたフォトジャーナリストの宇田有三さんが、記録された人々の営みや街の姿からミャンマーの社会を思考する新たな挑戦を始めました。時空間を超えて歴史をひも解く連載の第20話です。
⑳<船のある生活>
一本の川の流れが日々の実生活に支障をきたしている地域がある。ビルマ(ミャンマー)を回っていて、何度となくそう思ったことだろう。川の大きさには大小あれど、向こう岸に行くには、船に頼るしかない。橋で対岸とつながったら、どれだけ便利だろう。橋が架かり、道路が通れば、確かに便利だ。橋の存在が、豊さへの道しるべともなる。だが、しかし・・・と訪問者は思ってしまう。
最大都市ヤンゴンから南のデルタ地帯の辺りは、多くの河川が入り組んでいる。その河川を使って移動する人びともいれば、川があってこそ成り立つ生活もある。川を往く小舟の様子の長閑かさに、自然と人間生活の豊かさを感じてしまう。だが、しかし・・・と訪問者は思ってしまう。
そこで故中村哲氏の次のひと言は、いかようにも解釈できる。
「旅人には心地よい光景も、そこに定着する人びとの生活の中に立ち入ると、たちまち豹変する」(中村哲『アフガニスタンの診療所から』筑摩書房、1993年、P.152)
![エーヤワディー河(イラワジ河)に架かる橋の建設が進む。(カチン州・バモー~ザガイン地域・カター間、2011年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
エーヤワディー河(イラワジ河)に架かる橋の建設が進む。(カチン州・バモー~ザガイン地域・カター間、2011年)(c) 筆者撮影
![エーヤワディー河(イラワジ河)をまたいでヤダナポン橋の建設が進む。(マンダレー地域~ザガイン地域間、2005年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
エーヤワディー河(イラワジ河)をまたいでヤダナポン橋の建設が進む。(マンダレー地域~ザガイン地域間、2005年)(c) 筆者撮影
![エーヤワディー河(イラワジ河)を渡って学校に通う生徒たち。(ザガイン地域・カター近郊、2011年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
エーヤワディー河(イラワジ河)を渡って学校に通う生徒たち。(ザガイン地域・カター近郊、2011年)(c) 筆者撮影
![帆に風を受けてカラダン川(Kaladan River)をさかのぼる。一見すると風まかせのような心地よい光景にのどかさを感じ、軍政下の移動であることを忘れそうになる。(ラカイン州・シットウェー ~ミャウウー、2010年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
帆に風を受けてカラダン川(Kaladan River)をさかのぼる。一見すると風まかせのような心地よい光景にのどかさを感じ、軍政下の移動であることを忘れそうになる。(ラカイン州・シットウェー ~ミャウウー、2010年)(c) 筆者撮影
![チンドウィン河の向こう岸の山に夕陽が沈む。あの「インパール作戦」は、このチンドウィン河を渡ることから始まった。(ザガイン地域・モンユワ、2018年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
チンドウィン河の向こう岸の山に夕陽が沈む。あの「インパール作戦」は、このチンドウィン河を渡ることから始まった。(ザガイン地域・モンユワ、2018年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴン川に停泊中のコンテナ船の脇を、対岸ダラの町からやってきた小舟が通り過ぎる。(ヤンゴン、2007年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴン川に停泊中のコンテナ船の脇を、対岸ダラの町からやってきた小舟が通り過ぎる。(ヤンゴン、2007年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴンの市街地と、対岸のダラの間を行き来する人びと。二層船を利用する人もいれば、船外機が付いたスピードボートを利用する人もいる。(ヤンゴン、2002年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴンの市街地と、対岸のダラの間を行き来する人びと。二層船を利用する人もいれば、船外機が付いたスピードボートを利用する人もいる。(ヤンゴン、2002年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴン川で漁をする人びと。対岸のダラからヤンゴンの市街地に向かうボートから撮影。(ヤンゴン、2015年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴン川で漁をする人びと。対岸のダラからヤンゴンの市街地に向かうボートから撮影。(ヤンゴン、2015年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴンの市街と対岸のダラを行き来する二層船がダラの船着き場に到着し、人びとが一斉に下船する。(ヤンゴン・ダラ、2010年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴンの市街と対岸のダラを行き来する二層船がダラの船着き場に到着し、人びとが一斉に下船する。(ヤンゴン・ダラ、2010年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴン川をはさんで対岸ダラの船着き場からヤンゴンの町並みを望む。(ヤンゴン・ダラ、2015年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴン川をはさんで対岸ダラの船着き場からヤンゴンの町並みを望む。(ヤンゴン・ダラ、2015年)(c) 筆者撮影
![迷路のように入り組んだデルタ地帯の水路を進む。(エーヤワディー地域・パテェイン郊外、2007年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
迷路のように入り組んだデルタ地帯の水路を進む。(エーヤワディー地域・パテェイン郊外、2007年)(c) 筆者撮影
![デルタ地帯最大の町パテェインから対岸の村に向かう。(エーヤワディー地域・パテェイン、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20viewBox%3D%220%200%20400%20600%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
デルタ地帯最大の町パテェインから対岸の村に向かう。(エーヤワディー地域・パテェイン、2003年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴン市街から対岸の町ダラを経由し、軍のチェックポイントを避けるべくボートを使って、デルタ地帯で2番目に大きな町ピャーポンへと向かう。(ヤンゴン・ダラ~エーヤワディー地域・ピャーポン、2006年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20viewBox%3D%220%200%20400%20600%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴン市街から対岸の町ダラを経由し、軍のチェックポイントを避けるべくボートを使って、デルタ地帯で2番目に大きな町ピャーポンへと向かう。(ヤンゴン・ダラ~エーヤワディー地域・ピャーポン、2006年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴン市東部のバズンダウン・クリーク(Pazundaung Creek)を経由して、対岸のタケタ地区へ向かう。(ヤンゴン、2008年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴン市東部のバズンダウン・クリーク(Pazundaung Creek)を経由して、対岸のタケタ地区へ向かう。(ヤンゴン、2008年)(c) 筆者撮影
![ラカイン州・シットウェーの海岸から乗った小舟で、カラダン河口を進む。この後、ミンビャ行きの中型客船に乗り替えるのだ。(ラカイン州・シットウェー、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ラカイン州・シットウェーの海岸から乗った小舟で、カラダン河口を進む。この後、ミンビャ行きの中型客船に乗り替えるのだ。(ラカイン州・シットウェー、2003年)(c) 筆者撮影
![舳先にタベイの葉 (Thabyey Leaf)や果物の供物を置いて、船旅の安全を祈願する。(ザガイン地域・タマンティ~ホマリン間、2018年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
舳先にタベイの葉 (Thabyey Leaf)や果物の供物を置いて、船旅の安全を祈願する。(ザガイン地域・タマンティ~ホマリン間、2018年)(c) 筆者撮影
![ビルマ(ミャンマー)のデルタ地帯は道路の整備が十分ではなく、水路だけでつながっている地域がある。医療へのアクセスが困難を極める約600万人の住民のために各地を回って活躍しているのが、"SWIMMING DOCTORS" と呼ばれる医療船だ。その舳先には、水難事故に遭わないようにナッ(精霊信仰)の像が置かれていた。(ヤンゴン港、2010年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ビルマ(ミャンマー)のデルタ地帯は道路の整備が十分ではなく、水路だけでつながっている地域がある。医療へのアクセスが困難を極める約600万人の住民のために各地を回って活躍しているのが、"SWIMMING DOCTORS" と呼ばれる医療船だ。その舳先には、水難事故に遭わないようにナッ(精霊信仰)の像が置かれていた。(ヤンゴン港、2010年)(c) 筆者撮影
![朝の太陽がタンルウィン河(サルウィン河)の水面を照らす中、中国が支援するビルマ(ミャンマー)最長の橋の建設(2005年完成)が進められていた。(モン州・モッタマ~モーラミャイン、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
朝の太陽がタンルウィン河(サルウィン河)の水面を照らす中、中国が支援するビルマ(ミャンマー)最長の橋の建設(2005年完成)が進められていた。(モン州・モッタマ~モーラミャイン、2003年)(c) 筆者撮影
![朝靄の中、対岸の村からミャウンミャにやって来た人びと。(エーヤワディー地域・ミャウンミャ、2006年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
朝靄の中、対岸の村からミャウンミャにやって来た人びと。(エーヤワディー地域・ミャウンミャ、2006年)(c) 筆者撮影
![朝の太陽光がチンドン河の水面を照らす。(ザガイン地域・ホマリン、2018年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
朝の太陽光がチンドン河の水面を照らす。(ザガイン地域・ホマリン、2018年)(c) 筆者撮影
![インレー河畔の水路を行くインダー人たち。(シャン州・ニャウンシュエ、2006年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20viewBox%3D%220%200%20400%20600%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
インレー河畔の水路を行くインダー人たち。(シャン州・ニャウンシュエ、2006年)(c) 筆者撮影
![カヌーが滑るように河面を遡る。(カチン州・プータオ北部・ガットゥー村、2007年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
カヌーが滑るように河面を遡る。(カチン州・プータオ北部・ガットゥー村、2007年)(c) 筆者撮影
![足で櫂を器用に操りながら水路を行くインダー人たち。(シャン州・ニャウンシュエ、2006年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20viewBox%3D%220%200%20400%20600%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
足で櫂を器用に操りながら水路を行くインダー人たち。(シャン州・ニャウンシュエ、2006年)(c) 筆者撮影
![竹筏を組んで川を移動する。(ラカイン州・ミャウウー、2010年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
竹筏を組んで川を移動する。(ラカイン州・ミャウウー、2010年)(c) 筆者撮影
![家船を漕いで移動する人びと。(ラカイン州・シットウェー~ミンビャ間、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
家船を漕いで移動する人びと。(ラカイン州・シットウェー~ミンビャ間、2003年)(c) 筆者撮影
![目の前が見えないほど濃い朝靄の中、出航の準備をする。(エーヤワディー地域・ニャウドン、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
目の前が見えないほど濃い朝靄の中、出航の準備をする。(エーヤワディー地域・ニャウドン、2003年)(c) 筆者撮影
![朝靄が残る中、人びとの移動が始まった。(エーヤワディー地域・パテェイン、2006年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
朝靄が残る中、人びとの移動が始まった。(エーヤワディー地域・パテェイン、2006年)(c) 筆者撮影
![風の力でエーヤワディー河(イラワジ河)を遡る。(マンダレー市から~ザガイン地域・ミングウォンへ向かう、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
風の力でエーヤワディー河(イラワジ河)を遡る。(マンダレー市から~ザガイン地域・ミングウォンへ向かう、2003年)(c) 筆者撮影
![風の力でカラダン河を遡る。(ラカイン州・シットウェーからミャウウーへ、2010年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
風の力でカラダン河を遡る。(ラカイン州・シットウェーからミャウウーへ、2010年)(c) 筆者撮影
![入り組んだ水路をぬうように進む小舟。(ラカイン州・ミャウウー、2010年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
入り組んだ水路をぬうように進む小舟。(ラカイン州・ミャウウー、2010年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴン川を行く、手漕ぎの運搬船。(ヤンゴン、2006年)(c)筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴン川を行く、手漕ぎの運搬船。(ヤンゴン、2006年)(c)筆者撮影
![雨季の洪水で町中に水が溢れた。(バゴー地域、2011年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
雨季の洪水で町中に水が溢れた。(バゴー地域、2011年)(c) 筆者撮影
![運搬船・家船・竹の筏船・船外機付きの通船・カヌーなどの船着き場。(マンダレー、2005年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
運搬船・家船・竹の筏船・船外機付きの通船・カヌーなどの船着き場。(マンダレー、2005年)(c) 筆者撮影
![ビルマ(ミャンマー)の最南端にある船着き場。(タニンダイー地域・コータウン、2007年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ビルマ(ミャンマー)の最南端にある船着き場。(タニンダイー地域・コータウン、2007年)(c) 筆者撮影
![ヤンゴン川の西岸はバナナの積み下ろし場となっている。(ヤンゴン、2007年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ヤンゴン川の西岸はバナナの積み下ろし場となっている。(ヤンゴン、2007年)(c) 筆者撮影
![農村部から町に移動するのは大変だ。座る場所を確保するのが難しいほど人が船に乗り込んできた。(ラカイン州・ミンビャからシットウェーへ、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
農村部から町に移動するのは大変だ。座る場所を確保するのが難しいほど人が船に乗り込んできた。(ラカイン州・ミンビャからシットウェーへ、2003年)(c) 筆者撮影
![中国支援による橋が完成するまで、タンルウィン河(サルウィン河)護岸の船着き場は人いきれでむせかえっていた。(モン州・モッタマ~モーラミャイン、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
中国支援による橋が完成するまで、タンルウィン河(サルウィン河)護岸の船着き場は人いきれでむせかえっていた。(モン州・モッタマ~モーラミャイン、2003年)(c) 筆者撮影
![タイとビルマ(ミャンマー)を分かつ国境線(モエイ河〈タイ語〉/タウンジン川〈ビルマ語〉)を自由に行き来する船外機付きのボート。この渡河地点のすぐ南には「タイ・ミャンマー第1友好橋」が架かっており、両国間の正式な入国管理と税関業務を行う事務所がある。(タイ~ミャンマー〈ビルマ〉国境、2015年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
タイとビルマ(ミャンマー)を分かつ国境線(モエイ河〈タイ語〉/タウンジン川〈ビルマ語〉)を自由に行き来する船外機付きのボート。この渡河地点のすぐ南には「タイ・ミャンマー第1友好橋」が架かっており、両国間の正式な入国管理と税関業務を行う事務所がある。(タイ~ミャンマー〈ビルマ〉国境、2015年)(c) 筆者撮影
![タイとビルマ(ミャンマー)を分かつ国境線のモエイ河(タイ語)/タウンジン川(ビルマ語)は、乾期になると水量が減るため、船外機の代わりに人力でボートを動かすしかない。(タイ~ミャンマー〈ビルマ〉国境、2004年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
タイとビルマ(ミャンマー)を分かつ国境線のモエイ河(タイ語)/タウンジン川(ビルマ語)は、乾期になると水量が減るため、船外機の代わりに人力でボートを動かすしかない。(タイ~ミャンマー〈ビルマ〉国境、2004年)(c) 筆者撮影
![タンルウィン河をまたいで、中国支援によるビルマ(ミャンマー)最長の橋の建設が進められていた(2005年完成)。(モン州・モーラミャイン~モッタマ間、2003年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
タンルウィン河をまたいで、中国支援によるビルマ(ミャンマー)最長の橋の建設が進められていた(2005年完成)。(モン州・モーラミャイン~モッタマ間、2003年)(c) 筆者撮影
![タンルウィン河(サルウィン河)が増水し、川沿いの通りは水で溢れた。(カレン州・パアン、2012年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
タンルウィン河(サルウィン河)が増水し、川沿いの通りは水で溢れた。(カレン州・パアン、2012年)(c) 筆者撮影
![ラカイン博物館に展示されていた船の模型。(ラカイン州・シットウェ―、2010年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
ラカイン博物館に展示されていた船の模型。(ラカイン州・シットウェ―、2010年)(c) 筆者撮影
![タンルウィン河畔(サルウィン河畔)で新しい船が建造されていた。(カレン州・パアン~モン州・モーラミャイン)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22400%22%20viewBox%3D%220%200%20600%20400%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
タンルウィン河畔(サルウィン河畔)で新しい船が建造されていた。(カレン州・パアン~モン州・モーラミャイン)(c) 筆者撮影
![チンドウィン河を遡る運搬船を横目に、カヌーの通船が対岸に向かう。(ザガイン地域・モンユワ、2007年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20viewBox%3D%220%200%20400%20600%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
チンドウィン河を遡る運搬船を横目に、カヌーの通船が対岸に向かう。(ザガイン地域・モンユワ、2007年)(c) 筆者撮影
![濃い朝靄から浮かび上がった朝陽を浴びながら、船外機付きの小舟がチンドウィン河を遡る。(ザガイン地域・ホマリン、2018年)(c) 筆者撮影](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns%3D%22http%3A%2F%2Fwww.w3.org%2F2000%2Fsvg%22%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20viewBox%3D%220%200%20400%20600%22%3E%3C%2Fsvg%3E)
濃い朝靄から浮かび上がった朝陽を浴びながら、船外機付きの小舟がチンドウィン河を遡る。(ザガイン地域・ホマリン、2018年)(c) 筆者撮影
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過去31年間で訪れた場所 / Google Mapより筆者作成
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時にはバイクにまたがり各地を走り回った(c) 筆者提供