「Flash Strike ダベイッ」
光を天に届かせよう

  • 2021/4/13

【編集部注:】

4月11日の夜、ミャンマーでフラッシュライト・ストライキが実施され、暗闇に15分間、スマートフォンや懐中電灯の灯りが輝いたそうです。モバイル通信が遮断される中でも各地にアイデアが広がり、さまざまな形で願いや祈りを表現する人々の美しい抗議行動を伝えるFacebook投稿をご紹介します。
 
 
~ 以下、Facebook投稿より ~
 

(c)Matthew Tostevin / Twitter

 今夜9時〜9時15分までの間、一瞬灯りを消して!
 フラッシュ・ストライキを成功させよう。
 なるべく暗くして、光を天に届かせよう。
 こんな案内がFacebook上で出回った。
 さらに、政治ジャーナリストのインフルエンサーからは、「(軍側から出た)フェイクの情報じゃない。信ぴょう性については確認済みだ」とこの呼びかけを保証する発信がなされ、たちまち拡散した。
 これだけインターネット接続が(特にモバイル通信が)制限される中、こんなことが可能なのだろうかと最初は半信半疑だったが、どうやら農村部に至るまで各地で無事実行されたらしい。しかし一体どうやって伝達したのか。最終的にはやっぱり「口コミ力」なのか。そういえば、スマホどころか固定電話さえも普及していない時代から新しく流行り言葉やスラングが生まれると瞬く間に全国(ビルマ族居住地域)に広がり定着して来た。
 この行動は、特に街灯の少ない農村部で成功したのだそうだ。上空から見てみたかった。
 ミルクティー同盟の一員である台湾の若者たちも同時刻に一斉にフラッシュ・ストライキをしてこれを応援したのだそう。
 最初は、フラッシュ・ストライキの意味することがイメージできなかったが、写真を見て納得。
 人々が使っているのは、懐中電灯もしくはスマホのライト。
 昨日、とある講演会でミャンマー市民の抗議行動にはいつも美しさがあると伝えたばかり。この行動も紹介したかった。
 バゴー大虐殺の直後。怒りで煮え繰り返り、悲しみに打ちひしがれているだろうに、それでも美しさを忘れない。
 これこそが力なのだと思う。
 

(c) Myanmar Now / Twitter

 

 

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