カテゴリー:駒林歩美
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「リスク」と「使命感」の間で揺れ動くフォトジャーナリストたち
かつて恵比寿の東京写真美術館で、毎年開催されていた「世界報道写真展」。その2024年の受賞作品が4月に発表され、拠点となるオランダ・アムステルダムで5月下旬に… -
ガザ危機で悪化する人権国家ドイツのレイシズム
2023年10月にパレスチナの軍事組織ハマスがイスラエルに大規模攻撃を仕掛けて以来、イスラエル軍によるガザへの激しい報復攻撃が続き、国際社会から批判の声が高ま… -
イスラエルを絶対支持するドイツで制限される「言論の自由」
パレスチナの軍事組織ハマスが10月7日にイスラエルに対して大規模攻撃を仕掛けて以降、イスラエル軍によるガザへの激しい攻撃が続いている。そんななか、ホロコースト… -
過激化するドイツの環境活動家たち
気候変動による被害が世界で深刻化している。しかもドイツでは、ウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機によって二酸化炭素排出量が増加してしまった。こうした状況に環境活… -
エネルギー危機と気候変動によって変わるドイツの産業地図
16の州から成る連邦制をとるドイツには地域ごとに独自の歴史と文化があり、異なる行政体の下でそれぞれ発展を遂げてきた。しかし、昨今のエネルギー危機と気候変動によ… -
「環境大国」ドイツの鉄道の課題と国民の不安
ロシアによるウクライナ侵攻以降、世界の食糧や燃料価格が高騰している。戦争前までロシアのガスに依存していたドイツでもその影響は大きく、急速なインフレが進行してい… -
ウクライナからドイツに逃れた2人の女性医師
ロシアのウクライナ侵攻から100日以上がすでに経過した。5月24日の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、ウクライナから他国へ逃れた人はすでに約66… -
ウクライナ侵攻で一変したドイツ社会
2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻によって、世界は揺さぶりをかけられている。ロシアに対抗するために急速に結束を深めているヨーロッ… -
シリア人元将校が内戦下の拷問問われドイツで有罪に
ドイツ西部でライン川とモーゼル川が交差する美しき町コブレンツの裁判所が2022年1月13日、ある有罪判決を下した。それは、シリア人の元将校に対し、2011年に… -
原子力発電は気候変動対策に必要か?EUのグリーン認定を考える
EUの欧州委員会は2021年12月31日、原子力と天然ガスによる発電を、脱炭素化に寄与する「持続可能なグリーンエネルギー」として条件付きで認定する「EUタクソ…