急がれる麻薬対策
ミャンマー、国を挙げての取り組みが必要

  • 2019/8/21

「アメ」も必要

 その上で同紙は、「この問題を解決するためには、国際組織やNGO、関係各省庁が連携しなくてはならない。効果を上げるためには、各省庁の力を麻薬対策中央委員会(CCDAC)に集結しなければならない」「連邦政府はこれまでも飽くことなく違法薬物の問題に取り組んできたが、関係省庁はこれまで以上に連携し、国を挙げて迅速化を図らなくてはならない」と指摘する。

 さらに、麻薬の撲滅を進めるには、罰則だけでなく、ケシ栽培をやめた協力農家に代わりの土地や家畜を与えるといった「アメ」も用意すべきだと主張する。

アジアにおける麻薬対策と言えば、タイのタクシン政権や、フィリピンのドゥテルテ政権下で進められた「麻薬戦争」を思い浮かべる人も多いだろう。どちらも、麻薬撲滅の掛け声の下、多くの犠牲を払って推進されたことで注目された。これに対し、ミャンマーの場合は、麻薬の取引市場というより、製造地や供給地としての側面が強い。さらに、少数民族との和平交渉の問題も抱えており、タイやフィリピンとは違う取り組みが必要になるのは間違いない。

 

(原文:https://www.globalnewlightofmyanmar.com/enhance-cooperation-among-ministries-to-speed-up-the-fight-on-drugs/)

固定ページ:
1

2

関連記事

ランキング

  1.  2024年1月13日に行われた台湾総統選では、与党民進党の頼清徳候補(現副総統)が得票率40%で当…
  2.  突然、電話がかかってきたかと思えば、中国語で「こちらは中国大使館です。あなたの口座が違法資金洗浄に…
  3.  最後の音が鳴り響いて消えると、わずかな間を置いて、客席から熱い拍手が湧き起こった。ステージ上では、…

ピックアップ記事

  1.  2024年1月13日に行われた台湾総統選では、与党民進党の頼清徳候補(現副総統)が得票率40%で当…
  2.  突然、電話がかかってきたかと思えば、中国語で「こちらは中国大使館です。あなたの口座が違法資金洗浄に…
  3.  最後の音が鳴り響いて消えると、わずかな間を置いて、客席から熱い拍手が湧き起こった。ステージ上では、…
ページ上部へ戻る