【歩く・見る・撮る】― 写真民俗誌/民族誌へのいざない ―
ミャンマー(ビルマ)から  ②<お金>

  • 2024/4/9

ミャンマーで国軍が与党・国民民主同盟(NLD)を率いるアウンサンスーチー氏らを拘束し、「軍が国家の全権を掌握した」と宣言してから3年以上が経過しました。この間、クーデターの動きを予測できなかった反省から、30年にわたり撮りためてきた約17万枚の写真と向き合い、「見えていなかったもの」や外国人取材者としての役割を自問し続けたフォトジャーナリストの宇田有三さんが、記録された人々の営みや街の姿からミャンマーの社会を思考する新たな挑戦を始めました。時空間を超えて歴史をひも解く新連載の第2話です。

 ②<お金>

 ミャンマーに入国して、まず最初にすることは、現地通貨への両替であろう。
 今回は、ミャンマーにおけるお金に関連する写真をいくつか紹介したい。
 ミャンマーの通貨単位はチャット(Kyat=K)

 ※2024年4月4日現在、1USドル、公定レート 2,100K 実質レート 約3,880K

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

 

ランキング

  1.  中国解放軍の退役空軍上将で元中央軍事委員会副主席(軍内制服組トップ)まで務めた許其亮氏が6月2日昼…
  2.  ドットワールドと「8bitNews」のコラボレーションによって2024年9月にスタートした新クロス…
  3.  世界で最も権威のある報道写真コンテストの一つ、「世界報道写真(World Press Photo)…
  4.  「世界で最も美しい島」「最後の秘境」と称されるフィリピンのパラワン島。その美しい自然やコバルトブル…
  5.  かつて恵比寿の東京写真美術館で毎年開催されていた「世界報道写真展」。これは世界報道写真財団(Wor…

ピックアップ記事

  1.  2021年2月に起きた軍事クーデターをはじめ、大雨による洪水や未曾有の大地震など、苦難が続くミャン…
  2.  民族をどうとらえるか―。各地で民族問題や紛争が絶えない世界のいまを理解するために、この問いが持つ重…
  3.  第2話では、ヨルダンの首都・アンマンに住むパレスチナ人二世シナーンさんの話を通じて、パレスチナ問題…
  4.  トランプ米大統領が打ち出す相互関税、いわゆる「トランプ関税」が世界を震撼させている。4月9日に発動…
  5.  2月23日に行われたドイツの連邦議会選挙によって、極右政党である「ドイツのための選択肢(AfD)」…
ページ上部へ戻る