カテゴリー:社会を読み解く

    「一帯一路」構想の命運を握る中印関係

       
     8月末、中国とインドの国境に位置するヒマラヤ地域の係争地ラダック地方に中国が侵攻を試みたのを機に、一触即発の状態に陥った中印関係。両国のにらみ合いは、9月10…

    米国Z世代クリエーターがTikTok動画で伝えるメッセージ

       
     若年層を中心に米国で大人気の短編動画投稿アプリ、TikTok。ユーザーは米国内で1億人、世界では8億人を超えると言われている。トランプ米大統領が出した大統領令…

    【ミャンマー総選挙2020】収監された映画監督はなぜスーチー氏を支持するのか

       
     2015年の総選挙で地滑り的勝利で政権交代を果たしたアウンサンスーチー氏率いるミャンマーの国民民主連盟(NLD)政権。しかし、民主化を標榜するNLDが政権に就…

    香港から始まる米中ブロック経済化の行方は

       
     2020年7月1日、香港に国家安全維持法(国安法)が導入され、一国二制度が崩壊した。1997年7月に英国から返還された際に中国が約束した高度の自治が50年を待…

    バイデン米大統領候補の国際協調戦略を読む

       
     米国の大統領選挙が11月に迫っている。野党・民主党の大統領候補に選出されたジョー・バイデン前副大統領は、現職のドナルド・トランプ大統領(共和党)と自身との政策…

    ラテンアメリカの「今」を届ける 第2回

       
     2016年に世界的なニュースとなった、左派ゲリラ・コロンビア革命軍(以下、FARC)とコロンビア政府の和平合意から4年が経つ。52年に及んだ両者の争いが終わり…

    内戦に揺れるミャンマーの少数民族ムロ 

       
     「避難先で家族が食べるのに困り、雑草で飢えをしのいだ。生きていけないからヤンゴンまで来たんだ」――。内戦が激化するミャンマー、ラカイン州の戦火から逃れた国内避…

    忘れられた「日本人」

       
     フィリピンには戦前、3万人をこえる日本人が移住し、豊かな社会を築いていた。フィリピン人女性と結婚して家族をもった者も多かったが、生まれた子どもたちは太平洋戦争…

    「もったいないばあさん」インドから世界へ

       
    世界環境デーにアニメ化が実現  環境保全に対する関心を高め、啓発活動を図る日として制定された6月5日の「世界環境デー」。コロナ禍真っ只中で迎えた今年、一冊の絵…

    ミシンが変えた彼女の運命

       
     困難な状況に直面して「もうだめかもしれない」と諦めてしまいそうになることは誰にでもあるだろう。  でも彼女は決して諦めず、前へ進み続けた。恵まれない環境でも…

ピックアップ記事

  1. 2024-9-6

    中東を舞台に複雑化する米中のパワーバランス

     中東をめぐる米中のパワーバランス競争が複雑化している。最大の要因は、ハマスの政治的リーダーだったイ…
  2. 2024-9-3

    米国のニューカレドニア政策はハリス政権とトランプ政権でどう変わるのか

     およそ2カ月後の11月5日に投開票が行われる米国大統領選挙は、現職のジョー・バイデン大統領に代わっ…
  3. 2024-7-25

    先鋭化する中国とフィリピンの対立 日米はどう対応するのか

     中国とフィリピンの対立がにわかに先鋭化し、国際社会の関心を集めている。事態は、実質的に中国の第二海…
  4. 2024-7-12

    「命の危険にさらされ続けてもミャンマーの真実を伝え続ける」

     かつて恵比寿の東京写真美術館で、毎年開催されていた「世界報道写真展」。その拠点となるオランダ・アム…
ページ上部へ戻る