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カテゴリー:社会を読み解く
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米国内に「ウクライナ支援疲れ」の兆し
2022年2月にロシアの侵攻を受けて、一時は亡国の淵に立たされたウクライナ。その後10カ月にわたり、米バイデン政権の総額1,000億ドル(約13兆3,000億… -
台湾TSMCの米国進出で「シリコンの盾」は揺らぐのか
9月初め、台湾・台南のサウス・サイエンスパーク(通称・南科)を訪れる機会があった。ここは世界の半導体市場の7割を占めるという台湾セミコンダクター(TSMC)が… -
【タイ・ミャンマー国境の不都合な真実③】人権侵害を伝えるAAPP、不屈の闘い
タイ西部、ミャンマーとの国境の町、メソト。その住宅街の一角に、人権団体「ミャンマー政治囚支援協会」(AAPP:Assistance Association f… -
分断された人々をつなぎ平和をもたらすワイン
ビールと並び世界で最も古い酒類の一つで、世界中の人々に愛され続けてきたワイン。世界で初めてのワイン醸造所がジョージアで作られたのは約8000年前で、人類の文明… -
台湾地方選の与党大敗に見る有権者の選択
ちょうど台北にいるので、台湾の統一地方選(九合一選挙)の結果について報告したい。 今回の選挙は与党民進党の歴史的といわれるほどの惨敗に終わった。嘉義市は候… -
【タイ・ミャンマー国境の不都合な真実②】メソトに潜伏する民主派兵士の決意
タイ西部、ミャンマーとの国境の町、メソト(Mae Sot)。タイ国内でありながら、ミャンマーからの移民が人口の7割を占めると言われる。2021年2月にミャンマ… -
COP27で顕在化した古くて新しい南北問題
米欧を中心とする豊かな先進国と、旧植民地を中心とする貧しい途上国が激しく対立する場面が増えている。地球温暖化については、11月にエジプトで開催された気候変動枠… -
【タイ・ミャンマー国境の不都合な真実①】写真家らが語る難民の果てなき逃避行
「ミャンマーを忘れないで」。10月8日、タイのバンコク芸術文化センターの一角に、若きミャンマー人の写真家の声が響いた。同会場で開催中の (果てなき逃避行:ミャ… -
イランから広がる「スカーフデモ」と米国社会
イランの少数民族クルド人女性のマフサー・アミーニーさん(享年22、クルド名ジナ・アミーニー)が、イデオロギー的価値の強制を使命とする宗教・風紀警察に「ヒジャー… -
「習近平独裁新時代」を前に世界が覚悟すべき二つのリスク
第20回党大会が10月22日に閉幕し、習近平の三期目総書記続投が決定した。そのこと自体は多くが予想した通りだったが、党の集団指導体制を事実上、機能不全に陥らせ…