【歩く・見る・撮る】― 写真民俗誌/民族誌へのいざない ―
ミャンマー(ビルマ)から  ⑩<子どもの遊び・じゃんけん>

  • 2024/4/19

ミャンマーで国軍が与党・国民民主同盟(NLD)を率いるアウンサンスーチー氏らを拘束し、「軍が国家の全権を掌握した」と宣言してから3年以上が経過しました。この間、クーデターの動きを予測できなかった反省から、30年にわたり撮りためてきた約17万枚の写真と向き合い、「見えていなかったもの」や外国人取材者としての役割を自問し続けたフォトジャーナリストの宇田有三さんが、記録された人々の営みや街の姿からミャンマーの社会を思考する新たな挑戦を始めました。時空間を超えて歴史をひも解く連載の第10話です。

 ⑩<子どもの遊び・じゃんけん>

 軍政下のミャンマー(ビルマ)を歩いてホッとさせられたのは、町でも山岳地帯でも、子どもたちの明るい声がこだまする遊びの光景を目にしたときであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに、遊びにつながるジャンケンのやり方も、地域・民族・世代によっても異なるようである。

 

 

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