パキスタンで深刻化する非ムスリムへの偏見
教育の場にも差別がまん延

  • 2019/8/9

多様さを受容する社会へ

 もちろん、こうした問題は、今回、初めて露呈したわけではない。これまでも、特に教育現場ではこうした差別が大きな問題になっており、どう取り組むべきか議論されてきた。しかし、解決の道筋はなかなか見えてこないのが現実だ。

 それでも、社説は「多様なものを受容する社会を実現するために、私たちはこれ以上、国を分断するような考え方を許してはならず、戦い続けなければならない」と呼びかける。「実際、こうした問題に立ち向かう良き事例になろうと立ち上がった人もいる」「国がこの問題を扱う際は、ぜひ注意深く主導してほしい。失敗すれば、人々の間の溝を一層、深めることになりかねない」。

(原文:https://www.dawn.com/news/1496830/bias-in-education)

(文中の調査報告についてはこちらを参照:

https://docs.google.com/viewerng/viewer?url=http://hrcp-web.org/hrcpweb/wp-content/uploads/2019/07/Education-and-inequality-IDRAC-20190730.pdf&hl=en_US

 

 

ページ:
1

2

関連記事

 

ランキング

  1.  2026年8月、ネパール中部を大規模な土石流が襲いました。ヒマラヤでは気候変動に伴う氷河の融解…
  2.  2026年8月26日、中国とネパールの国境地帯を大規模な氷河土石流が襲いました。気候変動による…
  3.  第2次トランプ政権の発足後、アメリカは国際開発庁(USAID)を廃止し、対外援助を大幅に削減し…
  4.  ミャンマー西部ラカイン州に多く暮らす少数派イスラム教徒ロヒンギャ。長年にわたり市民権を認められ…

ピックアップ記事

  1.  2017年8月25日、ミャンマー西部ラカイン州でロヒンギャの武装勢力が国境警察施設を襲撃したことを…
  2.  2016年7月1日にバングラデシュの首都ダッカで発生したホーリー・アーティザン・ベーカリー襲撃テロ…
  3.  2016年7月1日夜、バングラデシュの首都ダッカで、日本人7人を含む多くの命が奪われたホーリー…
  4.   ミャンマーの街角や人々の暮らしを伝える「Yangonかるた」と、その発想に触発されて誕生した…
  5.  30年前、内戦直後のカンボジアで、戦火をくぐり抜けて残った数本の在来種の胡椒の木を大切に育てる老農…
ページ上部へ戻る