パキスタンで深刻化する非ムスリムへの偏見
教育の場にも差別がまん延

  • 2019/8/9

多様さを受容する社会へ

 もちろん、こうした問題は、今回、初めて露呈したわけではない。これまでも、特に教育現場ではこうした差別が大きな問題になっており、どう取り組むべきか議論されてきた。しかし、解決の道筋はなかなか見えてこないのが現実だ。

 それでも、社説は「多様なものを受容する社会を実現するために、私たちはこれ以上、国を分断するような考え方を許してはならず、戦い続けなければならない」と呼びかける。「実際、こうした問題に立ち向かう良き事例になろうと立ち上がった人もいる」「国がこの問題を扱う際は、ぜひ注意深く主導してほしい。失敗すれば、人々の間の溝を一層、深めることになりかねない」。

(原文:https://www.dawn.com/news/1496830/bias-in-education)

(文中の調査報告についてはこちらを参照:

https://docs.google.com/viewerng/viewer?url=http://hrcp-web.org/hrcpweb/wp-content/uploads/2019/07/Education-and-inequality-IDRAC-20190730.pdf&hl=en_US

 

 

ページ:
1

2

関連記事

 

ランキング

  1.  軍事クーデターの発生からまもなく丸5年が経過しようとしているミャンマーで、昨年12月末から3段…
  2.  5年前にクーデターで政権を奪ったミャンマー国軍が2025年12月末、総選挙を開始した。今月下旬にか…
  3.  日進月歩の人工知能(AI)によって、人間の労働者が大量に置き換えられる日は近い――。そんな研究結果…
  4.  ドットワールドと「8bitNews」のコラボレーションによって2024年9月にスタートした新クロス…
  5.  長年にわたり独裁体制を敷いていたシリアのアサド政権が2024年12月に崩壊して丸1年が経った今、中…

ピックアップ記事

  1.  2021年2月のクーデターで国軍が全権を握ったミャンマーで、今月28日から2026年1月にかけて、…
  2.  2023年10月7日、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルへ大規模…
  3.  ドットワールドと「8bitNews」のコラボレーションによって2024年9月にスタートした新クロス…
  4.  日本に住むミャンマー人家族の物語を描いた『僕の帰る場所』や、ベトナム人技能実習生を題材にした『…
  5.  現代アートの世界的な拠点として知られるドイツの首都ベルリンでは、1998年から隔年で現代美術の国際…
ページ上部へ戻る